アイスキャンデーの記憶

つらつらと。どうでもいいこと。バンドのこと。色々。

ラジオとの出会い。

遡ること、小学2年生ぐらいの頃。

 

僕がもっていた音楽を再生できる術は

CDデッキしか無かった。

 

当たり前だけどCD入れて聴くんだから

自分がチョイスした「この曲!」ってのしか聴けない訳で、好みじゃないかも知れない未知数なものが入ってくる余地は無かった。

好きで溢れてる空間。素敵だけどたまには刺激も欲しくなるのが人の性。

 

ふと、そのCDデッキにアンテナらしきものが付いていることに気づく。

その当時は、ラジオっていうメディアに全く興味がなく、なんなら聴く機会もないから、テレビの下位互換だとすら思っていた。

 

なんとなーくイジッてみる。

ザザッと砂嵐と共に流れる音楽。

確かドリカムの未来予想図IIが流れてた記憶がある。

衝撃だった。CDを入れてないのに音が流れた。当時、特別好きではなかったドリカム

(今は大好き)の素敵な曲と出会った。

小学2年生、楽曲知識の浅い僕の、未知なる曲との出会いの場がラジオというメディアになったのだ。

 

以来、ラジオを聴くことにハマり、DJの軽快なトークにハマり、放送作家の素敵なラジオならではの企画作りにハマった。兄と一緒に、共有していたので「あの時流れたあの曲良かったよね」なんて話もした。

公開収録なんてのも聞きに行った程だった。

 

今、バンドをしているのは、ジャンルを越えた沢山の音楽に出会い、心を動かされ、救われてきたからだ。

その出会いのキッカケはラジオが作ってくれた。

 

いつか、そのキッカケになったラジオに携わるような活動もしてみたいと願う。

いつか、ラジオパーソナリティになりたいなんて夢を持ったこともあった。

今のうちからトークの技術も磨いておこっと。

 

夢は文字に起こしたり、口に出すと叶うって

よく言うし、その出会い方は凄い好きなので

ココに決意表明に近い形で残しておこうと思った。

 

明日も沢山の人が沢山の音楽と出会いますように。おやすみなさい。